宇野球一(うの きゅういち、旧名:球児 アストロワン):4番・投手
アストロのエース兼4番打者。チームリーダー。自動車事故で火傷を負った阪神・江夏に成りすまして登場したところをシュウロに見出され、アストロ超人であることが判明する。球一の実力に目をつけた長嶋茂雄が巨人入りの誘いをかけるが、球一は日本の巨人軍を井の中のカワズにすぎないと断る。その直後シュウロのアストロ球団への誘いには、アストロ球団の目標が米大リーグ打倒と知ってか快諾している。ただそもそも江夏になりすました理由は判然としない。
数々の試練を経て、幾多の魔球を生み出す。ロッテ戦よりシュウロにチームの指揮を任される。勝つためにはドリルをも素手で握り、鎖骨を骨折しても打席に立つ男。自らに頼み一試合完全燃焼を地で行く熱血漢だが、ビクトリー戦ではチームメイトをたしなめる大人びた側面をのぞかせたり、自らの読みの甘さを省みて、チームを叱咤しつつも自らを叱咤するなど、単純な熱血漢ではなくチームリーダーとして冷静に状況を見渡す能力もある。左ヒジにボール型のアザを持つ。ジャコビニ流星打法。三段ドロップ。スカイラブ投法。七色の変化球。ファントム大魔球。
上野球二(うえの きゅうじ、旧名:球太 アストロツー):3番・捕手(注:ブラック球団戦)
ホームランボールをスタンドから打ち返す派手なパフォーマンスで登場。元坊主。しかし実は右手のひらにボール型の痣のような刺青を施したニセモノ超人だった。無七志との対戦で殺人L投法に手を出し致命傷を負い、金が目当てでアストロ球団に加入したことを告白する。その後、死の淵を彷徨いながら最後の力を振り絞り、キャッチャーボックスにたどり着いて、冥土の土産にと球一の豪速球を受けて絶命する。三回転打法。
上野球二(うえの きゅうじ=2代目、旧名:不明 アストロツー):2番・捕手
野球がしたい一念で、アストロ球団のマネージャーとなる。鉄球を使った特訓で打席に立って球一の三段ドロップのマスターに貢献する。登場後しばらくは小児麻痺を患っていて左手を開くことができず選手としての戦力にはならなかったが、アストロナインのためにミックスジュースを徹夜で作るなど内助の功でアストロ球団を支えた。初代球二を尊敬していたが、彼の死を目の当たりにし初代球二の命を奪った無七志の殺人L字投法を打ち破る力を得ることを強く祈念し、落雷を受ける。落雷の影響で小児麻痺が完治、開かれた左手のひらにボール型のアザがあった。超人として覚醒したあとは、二代目アストロツー上野球二を襲名し、強肩捕手として活躍する。襲名前はチビスケと呼ばれており本名は一切不明。ウルトラダイコン切り。ヤリ投げ打法。
伊集院球三郎(いじゅういん きゅうさぶろう アストロスリー):3番・一塁手
元レーサーだが、レース中の事故で瀕死の重傷を負い失明。一度は心臓も止まり死亡したものの、シュウロたちの手により遺体安置室から運び出され、パラシュート降下の衝撃で心臓が動き出し命を吹き返す。蘇生後は失明しているものの聴覚に頼る心眼で数々の長打を生み出し、ロッテ戦では決勝打を放つ。陣流拳法総帥・伊集院大門(後述)の弟で、ビクトリー戦では兄と因縁の死闘を繰り広げる。実のところは、陣流拳法先々代総帥・陣平助の子であり、先代総帥・伊集院千岩に引取られていなければ、陣球三郎という名だったと推測される。足の裏にボール型のアザがある。その女性と見まがうほどの美形のルックスから、女性ファンが多い。別名・少年ジャンプの貴公子。性格は冷静沈着で、話し方も常に敬語かつ上品。熱血漢の多いアストロ球団の面々の中で異彩を放つ。また洞察力はチーム内でも群を抜いており、数々の危機を救う。ビリヤード打法。飛燕活殺円法。
峠球四郎(とうげ きゅうしろう アストロフォー):8番(?)二塁手(ビクトリーでは 5番・投手)
峠コンツェルン会長の孫。灘高校を主席で卒業したのち浪人生。妾の子供である上にアザを持っていたことで一族から軽蔑され、虐げられた。ゆえに左腕にあるボール型のアザとその運命を憎悪し、アストロ超人の一人でありながら、他人に定められた運命に従順な超人たちを軽蔑する。その破天荒な行動の目的は、実力を持ちながら虐げられる若者のために既存の体制を破壊し革命を起こすことである。その野望の第一歩として世間の注目を集めるアストロ超人を試合の中で抹殺することを画策し、読売巨人軍の資金援助を引き出し、各界の一流アスリートを集めてビクトリー球団を結成。アストロ球団と死闘を演じる。一度見ただけの球一の魔球をそっくりそのまま再現できるほどの能力を持ち、緻密で明晰な頭脳と政治力、さらには多くの若者に支持されるカリスマ性も併せ持つ、ある意味最も潜在能力の高い超人にして、アストロ及び宇野球一にとって最大の敵となった。しかし、アストロ超人との数々の死闘が、逆に球四郎のアストロ超人としての血を目覚めさせることになる。アドルフ・ヒトラーに心酔しており、ビクトリー球団のメンバーにも自身を「フューラー(総統)」と呼ばせている。ファイナル大魔球。
三荻野球五(みおぎの きゅうご、旧名:球一 アストロファイブ):5番・三塁手
孤児院時代に読売巨人軍の長嶋茂雄に見出され、巨人の第四期黄金時代を築くため5年間極秘に育て上げられた長嶋の秘蔵っ子。しかし、球一(球児)、初代球二(球太)との勝負に敗れアストロ球団に入団。地味だが慎重で真面目な性格であり、無鉄砲なメンバーのまとめ役でもある。ビクトリー戦に向けての特訓では生命の危険があるため立ち入り禁止とされていた禁断のバンアレン特訓場で、通常の数十倍の重力の中での特訓を敢行、バム打法を開眼する。ビクトリー戦では伊集院大門に8本の肋骨をへし折られ、骨折した肋骨が内臓に食い込み瀕死の重態に陥るも、急激に回復、試合終盤に試合復帰する超人ぶりを見せる。ビクトリー戦で球四郎のボールを見送りサヨナラ四球で決勝点を入れた張本人でもある。左肩にボール型のアザを持つ。加速度打法。ウルトラシュート打法。バム打法。
高雄球六(たかお きゅうろく、元・カミソリの竜 アストロシックス):6番・遊撃手
元プロ野球選手・高尾正志の息子。カミソリの竜の異名で、思い通りにボールを打ち返せる「殺人X打法」を会得しブラック球団の殺人野球の先鋒を務めていたが、アストロ戦の最中に背中にボール型のアザが現れ超人であることが発覚、殺人野球と決別し旅に出る。その後ロッテ戦の延長10回裏、球一が負傷に苦しむ中に現れ、代打として殺人X打法を応用したコホーテクすい星打法で同点打を放ちアストロの危機を救う。加入後はいぶし銀の渋い魅力を発揮。江戸時代の遊び人を思わせるいなせな言葉遣いで喋る。また、ビクトリー戦前には超人の運命を受け入れたことを球四郎にバカにされてしまうが観察力にも優れており、ビクトリー戦では大門が球三郎に向かって投げてきたヌンチャクの身代わりとなったり、球四郎のファイナル大魔球攻略の糸口を見出すなど活躍。伊集院兄弟の悲劇の真実を暴露し、殺人野球の最後の幕引きをした。ビクトリー戦では屋久島の縄文杉を切り作ったバットを愛用する。殺人X打法。コホーテクすい星打法。アンドロメダ大星雲打法。
明智球七(あけち きゅうしち、旧名:球七郎 アストロセブン):1番・左翼手
「ホームラン掃除人」、「人間ロケット」の仇名を持つ火の玉ファイター。双子の弟・球八とのコンビによる超人的な外野守備を得意とする。当初は球一たちを見下していたが、阪急に入団後球一(当時球児)達の挑戦を受け数々の打法を打ち破るものの、球一(球児)のジャコビニ流星打法の前についに敗北し、アストロへ入団。減らず口を叩くが情に厚く、チームをまとめるために率先して憎まれ役をつとめるなど、勝利への執念が人一倍ある。火の玉ガッツでチームを牽引する反面、その体を張ったプレーから常に負傷が絶えない。球一に輪をかけた熱血野郎。ロッテ戦での死線を彷徨いながらもたった一点、一勝に命を賭ける球七の執念が、のちにアストロ球団の信条になる一試合完全燃焼を作った。ビクトリー戦では、アキレス腱を切っても他の超人に内緒で守備に立ち続けた熱血漢。胸にボール型のアザ。超人守備。超人バント。
明智球八(あけち きゅうはち アストロエイト):7番・中堅手
兄・球七を放り投げてホームランを阻止する巨漢の弟。その姿から「人間発射台」の異名を持つ。シーンによっては、身長が数十メートル以上あるのではと思わせるくらいに大柄に描かれている。兄同様に阪急に入団するもジャコビニ流星打法に敗れ、アストロへ入団。球七とは対照的に、体に似合わず気が小さく、それが仇になることがロッテ戦等で垣間見られた。しかし、ビクトリー球団のラフプレーには攻撃を受けながら反撃せず直立不動、正道野球の尊さとデスマッチの愚かさを説いて両ナインを正道野球へと導き、強い意志を持つようになった。額にボール型のアザ。超人守備。水爆打法。
火野球九郎(ひの きゅうくろう アストロナイン):9番(?)・右翼手(本編ではプレー場面なし)
作品終盤に登場。峠コンツェルンのエリート社員から転身し、アストロ球団へ。アザは右手の甲。出番は少ないが、アストロ対ビクトリー戦後敗戦の責任を取り割腹しようとした球四郎を制止し、その後は球四郎と行動を共にし、球四郎をアストロ球団に導く。サングラスを架け、穏やかな口調と紳士的な雰囲気を持つ冷静な理論家だが、対アストロ抹殺会議に球四郎とともに乗り込んだ際は、大和小五郎に鉄拳を浴びせる熱い一面も見せる。本編では試合に出場するシーンはないが、18歳にして元峠コンツェルンのエリート社員で、ヘリコプターの操縦もこなすなど、マルチな才能をもったかなりの超人と推測される。
J・シュウロ:監督
アストロ球団の総監督。少年時代にフィリピンで出会った日本兵・沢村栄治に野球の楽しさを学び、沢村玉砕の前日、沢村からアストロ球団の夢を語られる。28年後、沢村の夢に出てきた9人の超人を求めてアストロ球団を設立、沢村の遺言通り自ら監督となる。しかし、15万人収容の超近代的設備を誇るアストロ球場の杮落としの開場式の際、峠会長に球場に表われているシュウロ自身の金満主義を見透かされ、挫折。球一に指揮を任せ自らを磨く旅に出る。その後はアストロ超人へ様々な情報を送り外部からサポート。ビクトリー戦最終回に球九郎を連れて再登場する。海外に多くの銀行を持ち、西新宿に巨大なアストロ球場を建設、球団専用機にコンコルドを所有する、かなりの大富豪。フィリピンの真珠王とも。
女医:ASTRO HOSPITAL医師
アストロ超人たちの無謀な野球に文句を言いつつも、治療を行う。
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